投稿公開日:2020年10月7日 投稿カテゴリー:読み物 寒露とは? 10月8日から10月22日は、二十四節気の寒露。秋の5つ目の節気です。まだまだ残暑の残る9月から10月に入り、ぐっと気温も下がったころ。草木につく露も、このころには冷たいものとなります。また、さわやかな秋晴れが続く時期でもあるので、秋の行楽にもぴったりの季節です。 旬の食材は? ごぼう ごぼうの旬は2回あります。晩秋から冬にかけてのごぼうは、シャキシャキ感が強く、ごぼうらしい味わいがしっかりとします。そのため鍋料理や汁物、煮ものとの相性が良いとされています。春に収穫されるごぼうを新ごぼうと言い、冬のものよりは短めで、やわらかく、香りも優しいのが特徴。やわらかいのでサラダなどにもおすすめです。 おすすめのレシピ 牛ごぼうとこんにゃくの鉄火煮 みそを加えた赤っぽい色の煮込み料理を「鉄火煮」と呼びます。牛肉とごぼうがお互いの味を引き立て合って、ふたつの旨味がしみこんだこんにゃくも最高。お酒のつまみにもぴったり! レシピはこちら かぼちゃ かぼちゃには大きく3つの種類に分かれます。ひとつが「西洋かぼちゃ」です。甘みが強くほくほくしており、日本では「栗かぼちゃ」という品種が親しまれています。次に「日本かぼちゃ」はゴツゴツとした硬い皮と上品な味わいが特徴です。煮崩れしにくいので煮物に最適です。最後に「ペポかぼちゃ」があり細長いものや手のひらサイズのものなど形が豊富です。ハロウィンのかぼちゃはこのかぼちゃです。 おすすめのレシピ 牛肉とかぼちゃの麻婆風炒め 牛肉のしっかりした旨味とかぼちゃのやさしい甘味が、意外なほど好相性! 豆板醤&みそをベースにしたピリッと甘辛い麻婆豆腐風の味つけは、ご飯のおかずにぴったりです。 レシピはこちら りんご 寒くなるにつれておいしくなるりんご。シャクシャクとしたが歯ごたえと、甘くてフルーティな味わいが特徴です。りんごは熟してくると不飽和脂肪酸を生成するようになり、それが皮の成分と反応することで皮に天然のワックス状の膜をつくります。そのためりんごを少し磨くだけで、ピカピカの光沢が生まれます。みずから膜を生成することで、乾燥を防ぐなんて、自然の強さを感じますね。 おすすめの食べ方 そのまま冷やして りんごの甘み成分は、「果糖」という糖で、冷やすと甘みが強くなるという特徴があります。食べる直前まで冷やすことで、より甘みを感じやすくなります。 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: 二十四節気, 季節, 寒露 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「白露」次の投稿二十四節気「霜降」 おすすめ 二十四節気「霜降」 2020年10月23日 二十四節気「立冬」 2021年11月7日 行場さんのかき 第3話 自然の怖さを知り、感謝を忘れない 2020年1月9日