茶わん蒸し 第2話

株式会社 ふじや食品 関東工場 工場長 宮地茂樹さん

株式会社ふじや食品の宮地さんにお話を伺いました!こちらでは「顔が見えるキッチン。」の茶わん蒸しを製造しています。今回取材を受けて頂いたのは、工場長の宮地茂樹さん。茶わん蒸しのおいしさの秘訣を教えて頂きます。

おいしい“まごころたまご”を新鮮な状態で使う

―宮地さんの工場で作られている、茶わん蒸しについて教えてください。

「この茶わん蒸しは、手作りの味わいを目指して作られています」

―手作りの味、とはどんなところでしょうか?

「まずは、たまごですね。この茶わん蒸しは自社の工場で割ったたまごを使っています。割りたてをすぐ使うので、新鮮でおいしい状態のまま使うことができます」

―自社で割っているから、新鮮なたまごが使えるのですね。

「そうですね。業務用の、割られて冷凍されたたまごを使うこともできるのですが、やっぱり新鮮なたまごのほうが風味があっておいしいので、手間がかかっても自社で割るようにしているんです」

―確かに、家庭で作る際は割ってすぐのたまごを使っていますね。

おいしい卵を、新鮮な状態で使うのも、おいしい茶わん蒸しを作る秘訣なのですね!

自社の工場内で割られて新鮮な状態で使われるたまご

出汁も自社でひく!徹底したおいしさ

―茶わん蒸しは、ほとんどがたまごと出汁でできていますよね。出汁はどんなものを使っているのでしょうか?

「使っているのは鰹節と力強いうま味が出る宗田鰹の厚削り、上品な香りが特徴の真昆布です。実は、この鰹節と昆布を使って、出汁を自社でひいているんです。家庭でとる合わせだしのように、昆布を水の状態から煮出して、沸騰してから鰹節を入れて、軽く煮てから引き揚げます。こうすることで、おいしい出汁がひけるんです」

※画像はイメージです。

―出汁も、一からひいていたのですね!

「そうなんです。茶わん蒸しを食べてみると、出汁の自然な香りや風味を感じることができると思います」

―茶わん蒸しの味を決めるたまごと出汁。どちらもとっても大事なのですね。次話では、手作りの味わいのための“ある製法”を教えて頂きます。

商品名:茶わん蒸し
加工場名称:株式会社 ふじや食品 関東工場
加工場住所:栃木県鹿沼市深程80番2
主品目名:たまご(顔が見えるたまご。まごころたまご)
出荷グループ名:都路ファーム