牛舎で暮らす乳牛の首に付いているタグについて話を伺いました。
―このタグでは何を管理しているのでしょうか?
「お乳を搾る搾乳時間の管理をしています。牛は自ら搾乳をしてもらいに来ますが、搾り過ぎたり、逆に搾らな過ぎないように最低6時間の間を空けるように記録をしているのです」
時間を管理したことで、乳牛からとれる生乳の量も増えたそうです。
「基本的には機械で搾乳をしていますが、中には機械が苦手な牛もいます。そういった牛たちは人の手で搾乳もしています」
―乳牛1頭1頭への優しい気配りを感じますね。こういった優しさが乳牛のストレスを軽減しているのだと思います。