「私の家族も、祖父の代からこのキャベツ栽培に携わっているんです。本当に生まれた頃からキャベツ畑が凄く身近な環境で、物心ついたころから畑で寝てたり、農作業を手伝ったりして過ごしていましたね」
―小さなころから、畑を身近に感じられる環境で生活されていたんですね。
「そうですね、私だけでなく周りの農家さんもそういうお家が多いと思います。祖父が始めて、父、そして私と続いているこのキャベツ畑をこれからも続けていけたらと思っています。でも、これは今のままでというだけではなく、10年、20年先を見据えてどんどん新しい取り組みもしていけたらって考えています」
―今回お伺いした際には、戸部さんの先輩農家さんも来て下さり、畑の案内をしていただいたりしました。
「家族だけでなく、地域の皆さんとも連携を取れるこの環境は色々相談とかもできるので、私みたいな若い農家にとってもすごくありがたい環境ですね」
―皆さん協力し合って、一丸となって栽培されているんですね!
「確かにそうだと思います!嬬恋村は、いい意味で縦のつながりも強くって、キャベツ栽培の事はもちろんですが、それ以外にも一緒に食事をしたり、釣りに行ったり、公私問わず仲良くしてもらっていますね。前田さんとは仕事の打ち合わせと言いながら、毎晩のように一緒に晩酌したりしています(笑)」