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二十四節気とは?

二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。

2023年の小暑はいつ?読み方は?

2023年の小暑は7月7日から7月22日まで。小暑と書いて「しょうしょ」と読みます。

梅雨の終わりごろで、本格的な暑さが増していく季節。七夕や土用の丑の日やお中元など、日本の風習がいくつもある時期ですね。ひまわりや朝顔、蓮の花も咲き始める、夏らしい景色が見れる美しい季節でもあります。

小暑のころの七十二候は?

温風至 (あつかぜいたる)
蓮始開 (はすはじめてひらく)
鷹乃学習 (たかすなわちわざをなす)

旬の食材は?

ゴーヤ

苦味のある味や独特の食感が特徴のゴーヤ。沖縄や九州での栽培がほとんどです。ハウスでも栽培されているので1年を通して流通はしていますが、栄養価や味がおいしいのはやはり旬の夏。ゴーヤチャンプルーが有名ですが、実は生でも食べられるので、旬の季節はうすくスライスしておかかや醤油をかけていただくのもおいしいです。

おすすめのレシピ

ゴーヤー焼売

輪切りのゴーヤーに肉ダネをたっぷり詰め込んだら、あとはレンチンでOK! 焼売の皮で包んだり、蒸し器で蒸したりするよりも手軽につくれて、野菜もたっぷり食べられる焼売です。

パプリカ

ピーマンよりも大きくて肉厚なパプリカ。赤、黄、オレンジに加えて白や紫、黒など様々な色のものがあります。豊富に含まれているカロテンは油に溶けやすいので炒めものや揚げて食べると吸収されやすいのでおすすめ。甘みがあってみずみずしいので、生をマリネにするのもおいしいです。

おすすめのレシピ

パプリカのレンジマリネ

電子レンジで手早く加熱して、味をなじませる即席マリネ。少ない調味料でもしっかり味がしみて、ピクルスのような爽やかな味わい。カラフルな一品が手軽につくれます。

ししとう

ししとうピーマンやパプリカと同じくトウガラシの部類です。たまに本物の唐辛子のように辛いししとうがありますが、これは乾燥などの強いストレスを与えられた際に起きる現象です。小ぶりなししとうには注意しましょう。

おすすめの食べ方

エリンギとししとうの豚巻き串

やわらかい豚ロースの薄切りでエリンギを巻いて、ししとうと一緒に串焼きに。ボリュームがあるのにヘルシーなごちそうです。みそと黒こしょうのシンプルな味つけが、豚肉によく合います。

二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを

日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。

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