投稿公開日:2022年6月20日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2023年の夏至はいつ?読み方は? 2023年の夏至は6月21日から7月6日まで。夏至と書いて「げし」と読みます。太陽が最も北に寄る日で、北半球では昼が一番長い日。北極では太陽が沈まず、南極では太陽が現れない日になります。夏至の日から11日目を半夏生と言い、関西ではたこを食べる文化が根付いています。田植えした稲が、たこのようにたくさんの根を伸ばして育つことを願ってのことだそうです。 夏至のころの七十二候は? 乃東枯 (なつかれくさかるる)菖蒲華 (あやめはなさく)半夏生 (はんげしょうず) 旬の食材は? キュウリ きゅうりの旬は6月から9月にかけて。主には宮崎や群馬での栽培量が多いですが、全国的に栽培されています。みずみずしく、ぱりぱりとした食感がおいしいきゅうりは生ではもちろん、炒めものにしてもおいしい食材。元々中国伝来の野菜なので、中華炒めとの相性も抜群です。 おすすめのレシピ カリカリ豚とキュウリのからし和え 豚バラ肉の薄切りをベーコンのようにカリカリに焼いて、みずみずしいキュウリと和えたシンプルなおかずです。ふわっと香る和がらしの辛味がキュウリと豚肉によく合います。 レシピはこちら 枝豆 枝豆とは、熟す前の大豆を収穫したもの。大豆は豆類ですが、枝豆は野菜の1種です。塩ゆでするとぷちぷちの食感がたまらない、夏の定番のおつまみですが、実はトースターで焼いたり炒めたりしてもおいしくいただけます。枝豆は鮮度で味が変わるので、購入したらすぐに使うようにしましょう。 おすすめレシピ 枝豆のレモンチーズパスタ 甘みの濃い枝豆をたっぷり使って、チーズの旨味をしっかりきかせたオイルベースのパスタ。レモンの香りと酸味も加わってさわやか! 枝豆の彩りも目に鮮やかな、夏限定のおいしさです。 レシピはこちら さくらんぼ さくらんぼは正式には「桜桃(おうとう)」と言いますが、桜の実という意味の「さくらんぼ」という言葉が日本では一般的です。その名の通り、食用のさくらんぼは「セイヨウミザクラ」という桜の木に生ります。大粒で赤みが濃くハリのあるものがおいしいとされています。 おすすめの食べ方 新鮮なうちに しっかりと冷やして さくらんぼは収穫するとどんどんと味が落ちていきます。購入したらなるべくすぐに食べてください。また、食べる前にしっかり冷やすとより甘みを感じておいしく召し上がれます。 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: きゅうり, さくらんぼ, 二十四節気, 夏至, 季節, 枝豆, 顔が見える野菜。 その他の記事を読む 前の投稿朝採りのおいしさをそのままに。鮮度抜群の台湾産枝豆次の投稿甘くて食感の良いニラ。続けていくためにできること おすすめ 二十四節気「穀雨」 2020年4月19日 二十四節気「立夏」 2021年5月5日 二十四節気「芒種」 2021年6月5日