―高リコピントマトに合う味付けとはどんなものでしょうか?
「高リコピントマトは、トマトの味がしっかりとしています。そこにはちみつの優しい甘みと、レモンのさわやかな香りを加えることでトマトの味を引き立てるように調整しました」
―実際に食べさせていただきましたが、レモンの香りがしたのがおいしかったです!
「実は、レモン果汁だけではなく、瀬戸内レモンの皮を少し入れています。果汁よりも皮のほうが香り高いので、それを噛んだときに香ったのだと思います」
―なるほど。同じレモンでも、使う部分によって味わいが異なるのですね。
「そうなんです。そして、そのトマトやレモンの味のバランスを崩さないために、一緒に和えている玉ねぎにも一工夫しています」
―それは気づきませんでした!どんな工夫なのでしょうか?
「玉ねぎって、たまにとっても辛いときがありますよね?あまり辛いと、トマトやレモンの味に勝ってしまい、玉ねぎ味のマリネになってしまいます。そうならないように、玉ねぎは一度砂糖やお酢などで下漬けをして、辛みを抑えてからトマトと合わせています」
―確かに、玉ねぎはまったく辛くなく、シャキシャキとした食感がおいしかったです。それは下漬けがされていたからなのですね。まさにキムチや漬物を扱うピックルスコーポレーションさんならではの方法ですね。