投稿公開日:2020年6月21日 投稿カテゴリー:読み物 夏至とは? 6月21日から7月5日は、二十四節気の夏至。夏の4番目の節気です。太陽が最も北に寄る日で、北半球では昼が一番長い日。北極では太陽が沈まず、南極では太陽が現れない日になります。夏至の日から11日目を半夏生と言い、関西ではたこを食べる文化が根付いています。田植えした稲が、たこのようにたくさんの根を伸ばして育つことを願ってのことだそうです。 旬の食材は? オクラ エジプトでは2000年以上も前から栽培が行われていたオクラが、日本に入ってきたのは明治初期と言われています。切り口がかわいらしい五角形の品種が日本では主流です。おもに鹿児島県や高知県、沖縄県など暖かい地域で作られています。全体にうぶ毛が生えているので調理する前に塩で揉んで、水で流すと口当たりがよくなります。 おすすめの食べ方 オクラのサブジ 「サブジ」は、インドの家庭で食べられている野菜の蒸し煮で、現地でもオクラは定番料理。スパイスで味つけしたら、野菜の水分で蒸し煮に。手に入りやすい材料で手軽につくれます。 レシピはこちら さくらんぼ さくらんぼは正式には「桜桃(おうとう)」と言いますが、桜の実という意味の「さくらんぼ」という言葉が日本では一般的です。その名の通り、食用のさくらんぼは「セイヨウミザクラ」という桜の木に生ります。大粒で赤みが濃くハリのあるものがおいしいとされています。 おすすめの食べ方 新鮮なうちにしっかりと冷やして さくらんぼは収穫するとどんどんと味が落ちていきます。購入したらなるべくすぐに食べてください。また、食べる前にしっかり冷やすとより甘みを感じておいしく召し上がれます。 たこ 1年を通して流通しているたこですが、日本で消費されているのは主にマダコとミズダコ、イイダコなどです。中でもマダコは最も流通量が多く、瀬戸内海周辺での旬は初夏から夏にかけて。まさに夏至のこの時期に旬を迎えます。ぷりぷりの食感のたこは、さっとゆでてお刺身にしたり、三杯酢で和えて酢の物にしたりするとおいしいですよ。 おすすめレシピ わかめとタコの三杯酢 三杯酢のつくり方を覚えれば、シャキシャキのわかめとぷりぷりのたこがお酒にも合う上品な一品に。 レシピはこちら 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: 二十四節気, 夏至, 季節 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「芒種」次の投稿二十四節気「小暑」 おすすめ 二十四節気「春分」 2022年3月21日 二十四節気「小寒」 2021年1月5日 二十四節気「小雪」 2020年11月22日