人参の収穫期は年に2回訪れます。1度目は春の3月から6月中旬にかけて。2度目は秋の11月から翌年の3月まで。夏の時期以外はほとんどが収穫期ということになります。収穫期の朝は早く、吉岡さんは7時から準備を始め、8時には人参を掘り起こす作業に入ります。掘り起こした人参は15時ごろには洗浄、選別、箱詰めを経て冷蔵されやっとここでひと段落。そのころには夕方になっています。
自分が育てた人参が「顔が見える野菜。」として売られることについて、吉岡さんはこう話します。
「顔が見える野菜。として自分の名前がついた商品が売られることに緊張もしましたが、一生懸命育てた人参が認められて、求められることはとても嬉しいです」
野菜売場でも吉岡さんの人参が販売されているので、ぜひ探してみてください。