投稿公開日:2021年9月7日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2023年の白露はいつ?読み方は? 2023年の白露は9月7日から9月22日まで。白露と書いて「はくろ」と読みます。白露とは草木についた露のこと。日中は暑いこの時期ですが、朝晩は気温がぐっと下がり大気中の水分が雫となって草木を濡らします。 白露のころの七十二候は? 草露白(くさのつゆしろし)鶺鴒鳴(せきれいなく)玄鳥去(つばめさる) 旬の食材は? きのこ 市販されているもののほとんどが栽培されているため1年を通して手に入れることができるきのこ。おがくずなどを固めて使う菌床栽培と、まれに原木を使い自然に近い状態で作る原木栽培のものがあります。秋になると様々な種類のきのこが出回ります。それぞれ香りや味わいが違うので、組み合わせるとより香りや旨みがアップしておいしいですよ。 おすすめのレシピ 焼きしいたけしゅうまい しいたけに肉ダネを詰め込んでつくる、ヘルシーなしゅうまい。フライパンに並べて蒸し焼きにするので、蒸し器いらず! プリッとしたしいたけの食感が、しゅうまいのおいしさを引き立てます。 レシピはこちら 梨 梨は秋を代表する果物。品種にもよりますが8月の終わりごろから11月にかけて旬を迎えます。日本では和梨が多く流通し、果皮の色で青梨、赤梨と分かれます。赤梨として有名なのが早生種である「幸水」。水分が多くジューシーな味わいです。同じく赤玉で有名なのが「豊水」。甘みと酸味のバランスが良いのが特徴です。青梨として代表格なのが「二十世紀」。柔らかい果肉と上品な甘みが特徴です。梨の品種による味の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。 おすすめのレシピ 梨と大根の水キムチ 韓国でおなじみの水キムチは、さっぱりとして辛味の少ない白いキムチ。梨と大根、彩りのミニトマトをにんにくをきかせた調味液に漬け込むだけで完成する、涼やかな即席漬けです。 レシピはこちら かつお 回遊魚のかつおは、旬が2回ある魚です。春に採れるかつおを初かつお、秋に採れるものを戻りがつおと呼びます。初がつおは北上していくかつおで、引き締まっており赤身が多いのが特徴。さっぱりとした旨みが味わえます。北上したかつおは餌をたっぷりと食べて戻ってくるので、初がつおに比べて脂がのっているのが特徴。刺身はもちろん、タタキにしてもおいしく召し上がれます。 おすすめの食べ方 生姜や薬味と一緒に 秋の戻りがつおは脂がのっており濃厚な味わい。生姜や大葉、柑橘類と組み合わせてもおいしくいただけます。 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: かつお, きのこ, しいたけ, 二十四節気, 季節, 梨, 白露 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「処暑」次の投稿二十四節気「秋分」 おすすめ 二十四節気「芒種」 2020年6月5日 二十四節気「小暑」 2021年7月7日 二十四節気「穀雨」 2020年4月19日