投稿公開日:2021年9月23日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2023年の秋分はいつ?読み方は? 2023年の秋分は9月23日から10月7日まで。秋分と書いて「しゅうぶん」と読みます。秋分は昼と夜の長さが等しくなる日。秋のお彼岸の中日であり、前後3日間を含む7日間がお彼岸の期間とされています。 秋分のころの七十二候は? 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)水始涸(みずはじめてかるる) 旬の食材は? 里芋 縄文時代には伝来していたとされるさといもは、当時の主食と考えられています。強いねばりが特徴で、食物繊維を多く含んでいます。煮物や汁物にもぴったりの味わい。子いもがたくさん増えることから、縁起の良い食材とされお正月の料理にもよく使われる食材です。 おすすめのレシピ 里芋と鶏手羽元のおでん風 練り物を加えず、里芋と鶏手羽元を主役にしてじっくりコトコト火を通した、おでん風の煮物。鶏手羽元の骨からも旨味たっぷりのだしが出るので、より味わいに深みが増します。 レシピはこちら さんま さんまはオホーツク海から北太平洋、日本海、東シナ海に及ぶ海域を回遊する回遊魚です。そのため北海道や東北などの広い地域で漁獲されます。お店ではほとんどのさんまがうろこのない状態で売られています。さんまのうろこはとても薄く、漁獲の際にさんま同士がこすれあってうろこが落ちてしまうためです。 おすすめの食べ方 さんまの塩焼き 脂がのったさんまはそのまま焼くだけでも格別のおいしさ。大根おろしやすだちを絞って、さっぱりといただくのもおすすめです。 ぶどう 日本ではほとんどが生食用として育てられているぶどう。山梨、長野、山形で多く栽培されています。代表的な品種である巨峰は、甘みも果汁もたっぷり。近年では白ぶどうのシャインマスカットも人気です。皮にポリフェノールが豊富に含まれているので皮ごと食べるのが◎ おすすめの食べ方 食べる前に冷やして ぶどうは冷やしすぎると甘みも香りも弱くなってしまいます。食べる直前に少しだけ冷やすのがおすすめ。 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: さんま, ぶどう, 二十四節気, 季節, 秋分, 里芋 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「白露」次の投稿二十四節気「寒露」 おすすめ 二十四節気「小満」 2020年5月20日 二十四節気「立春」 2021年2月3日 二十四節気「芒種」 2021年6月5日