投稿公開日:2021年11月22日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2021年の小雪はいつ?読み方は? 2021年の立冬は11月22日から12月6日まで。小雪と書いて「しょうせつ」と読みます。小雪とはまれに雪がふるころ、という意味。雪が降ることはありますが積もるほどではなくまさに冬の入り口の季節。夕方や夜はぐっと冷え込むので体調を崩しやすい時期でもあるので、寒さ対策もしっかりしましょう。 小雪のころの七十二候は? 虹蔵不見(にじかくれてみえず)朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 旬の食材は? かぼちゃ かぼちゃには大きく3つの種類に分かれます。ひとつが「西洋かぼちゃ」です。甘みが強くほくほくしており、日本では「栗かぼちゃ」という品種が親しまれています。次に「日本かぼちゃ」はゴツゴツとした硬い皮と上品な味わいが特徴です。煮崩れしにくいので煮物に最適です。最後に「ペポかぼちゃ」があり細長いものや手のひらサイズのものなど形が豊富です。ハロウィンのかぼちゃはこのかぼちゃです。 おすすめのレシピ 豚肉とかぼちゃのクリーム煮 とんかつ用の厚みのあるロース肉は、しっかり食べごたえがあるので、煮込み料理にもぴったり。甘味のあるかぼちゃと一緒に煮込んで、ハロウィンのごちそうにどうぞ! レシピはこちら 白菜 11月から2月にかけてが、白菜が最もおいしくなる季節。霜が降りるくらいに寒くなると、凍らないように野菜は糖度を増します。定番の鍋に入れるのはもちろん、さっと浅漬けにしてもみずみずしさを楽しめます。中国では財運が上がる縁起ものとしても有名で、さまざまなお店に飾られているそうです。 おすすめの食べ方 ぶりと白菜のピリ辛花椒煮 脂がのったぶりと甘くなった白菜、冬においしくなるふたつの食材を味わうおかずです。花椒のさわやかな辛味と刺激、隠し味の豆板醤が、ぶりの濃厚な味わいを引き立てます。 レシピはこちら ねぎ ねぎというと関東では長ねぎ、関西では葉ねぎを意味し、地域で使われ方も異なります。長ねぎはその大部分を土で覆うことで白く育ちます。生だと独特の香りと辛味を持ち、薬味として扱われます。炒めると香ばしい香りがし、煮込むととろとろになり、調理のしかたによっても味わいが変わります。冬のこの時期は特にみずみずしさと甘みが増すので焼くだけでもおいしく召し上がれます。 おすすめの食べ方 スタンディングねぎ鍋 ねぎを真ん中に立てて、牛肉でふわっと囲ったら、割り下をまわしかけて加熱するだけ!シンプルなのに見栄え華やか、甘くてやわらかいねぎのおいしさが楽しめます。 レシピはこちら 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: かぼちゃ, ねぎ, 二十四節気, 季節, 小雪, 白菜 その他の記事を読む 前の投稿冬になって甘みが増す。顔が見える野菜。の深谷ネギ次の投稿二十四節気「大雪」 おすすめ 二十四節気「冬至」 2021年12月21日 行場さんのかき 第3話 自然の怖さを知り、感謝を忘れない 2020年1月9日 行場さんのかき 第1話 採れたてのかきは“海の味” 2020年12月25日