投稿公開日:2022年1月19日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2022年の大寒はいつ?読み方は? 2022年の大寒は1月20日から2月3日まで。大寒と書いて「だいかん」と読みます。1年でもっとも寒い時期の大寒は、春に向けて体調を整える大切な期間です。寒さと共に旬を迎える「寒の食」を楽しみながら春の訪れを待ちましょう。 大寒のころの七十二候は? 款冬華(ふきのはなさく)水沢腹堅(さわみずこおりつめる)鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく) 旬の食材は? ほうれん草 ほうれん草の旬は11月から2月にかけての寒い時期が旬。厳しい寒さのなかでも凍らないように糖度を高める性質のため、冬のほうれん草はとっても甘くなります。さらに栄養価も豊富。アクがあるので一度ゆでてから調理するのがおすすめです。冬は汁物やお鍋に入れてもおいしいです。 おすすめのレシピ ほうれん草とかきのグラタン 甘みのあるほうれん草に、白ワイン蒸しにしたかきを組み合わせてグラタンに!ホワイトソースをたっぷりかけて、こうばしく焼き上げます。 レシピはこちら ぶり ぶりは12月~2月が旬とされ、もっとも脂がのりおいしくなる季節です。天然と養殖がありますが、天然のほうは比較的身がしまっておりあっさりとした旨みがあります。養殖のほうはしっかりと脂がのり、濃厚な旨みのものが多く出回っています。出世魚としても有名なぶりは、縁起物とされお正月やお祝いごとにも重宝されています。 おすすめの食べ方 ぶりとキャベツのねぎ塩蒸し たっぷりの長ねぎダレをもみこんだぶりはいっそう旨味を増して、食欲をかきたてるおいしさ! ふっくら焼いたら、キャベツも加えて蒸し焼きに。野菜がたっぷり食べられるおかずです。 レシピはこちら 大根 北海道、千葉、青森、鹿児島など、日本全国で広く栽培され、親しまれている大根。日本で流通する大根のほとんどが、青首大根という品種です。青首大根の旬は、11月から2月の冬の寒い時期です。甘みが増し、みずみずしくやわらかくなるので、大根がメインとなる煮物やシンプルなステーキにしても格別のおいしさです。 おすすめの食べ方 ふろふき大根 寒さを増して甘くなった大根は、厚めに切ってコトコトやわらかく煮込むだけで、最高のごちそうになります。みそダレも混ぜてレンチンするだけなので、とっても簡単! レシピはこちら 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: ぶり, ほうれん草, 二十四節気, 大寒, 大根, 季節 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「小寒」次の投稿二十四節気「立春」 おすすめ 行場さんのかき 第2話 無限大の可能性がある海を大切にする 2020年1月2日 二十四節気「大暑」 2021年7月22日 行場さんのかき 第1話 採れたてのかきは“海の味” 2020年12月25日