投稿公開日:2021年11月7日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2023年の立冬はいつ?読み方は? 2023年の立冬は11月7日から11月21日まで。立冬と書いて「りっとう」と読みます。冬が立つと書き、冬の兆しが見え始める頃。気温がぐっと下がる日も増えますが、そんな中でもよく晴れた日はぽかぽかと温かく気持ちよく過ごせます。こんな日を小春日和と呼びます。 立冬のころの七十二候は? 山茶始開(つばきはじめてひらく)地始凍(ちはじめてこおる)金盞香(きんせんかさく) 旬の食材は? かぼちゃ かぼちゃには大きく3つの種類に分かれます。ひとつが「西洋かぼちゃ」です。甘みが強くほくほくしており、日本では「栗かぼちゃ」という品種が親しまれています。次に「日本かぼちゃ」はゴツゴツとした硬い皮と上品な味わいが特徴です。煮崩れしにくいので煮物に最適です。最後に「ペポかぼちゃ」があり細長いものや手のひらサイズのものなど形が豊富です。ハロウィンのかぼちゃはこのかぼちゃです。 おすすめのレシピ 豚肉とかぼちゃのクリーム煮 とんかつ用の厚みのあるロース肉は、しっかり食べごたえがあるので、煮込み料理にもぴったり。甘味のあるかぼちゃと一緒に煮込んで、ハロウィンのごちそうにどうぞ! レシピはこちら れんこん 在来種と中国種があり、在来種のほうが細長く、粘りがあります。しかし、土の深くまで伸びてしまうことから栽培が困難であり現在では限られた地域でしか栽培されていません。一般的に流通しているのが中国種で色が白っぽく肉厚で、歯ごたえが特徴です。そのほかにも備中種、加賀れんこんなどブランドれんこんもあります。 おすすめの食べ方 豚バラとれんこんの生姜鍋 スライサーで薄切りにしたれんこんをコクのある豚バラのしゃぶしゃぶ肉と一緒に味わう、変わりしゃぶしゃぶです。生姜の香り、水菜のシャキシャキ感が加わって、いくらでも食べられそう! レシピはこちら りんご 寒くなるにつれておいしくなるりんご。シャクシャクとしたが歯ごたえと、甘くてフルーティな味わいが特徴です。りんごは熟してくると不飽和脂肪酸を生成するようになり、それが皮の成分と反応することで皮に天然のワックス状の膜をつくります。そのためりんごを少し磨くだけで、ピカピカの光沢が生まれます。みずから膜を生成することで、乾燥を防ぐなんて、自然の強さを感じますね。 おすすめの食べ方 さつまいもとりんごのサラダ ホクホクのさつまいもとシャキシャキのりんご、食感のコントラストが心地よいデリ風のサラダ。甘味と酸味のバランスも絶妙! 秋の味覚をギュッと詰め込んだおいしさです。 レシピはこちら 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: かぼちゃ, りんご, れんこん, 二十四節気, 季節, 立冬 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「霜降」次の投稿二十四節気「小雪」 おすすめ 二十四節気「霜降」 2021年10月22日 二十四節気「穀雨」 2021年4月20日 二十四節気「小暑」 2020年7月7日