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二十四節気とは?

二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。

2021年の小満はいつ?読み方は?

2021年の小満は5月21日から6月4日まで。小満と書いて「しょうまん」と読みます。

小満のころの七十二候は?

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

紅花栄(べにばなさかう)

麦秋至(むぎのあきいたる)

旬の食材は?

新玉ねぎ

3月から5月にかけて旬を迎える新玉ねぎ。普通の玉ねぎよりも甘みが強く、みずみずしいのが特徴です。通常、玉ねぎは収穫したら保存のために乾燥させますが、新玉ねぎは収穫してすぐに出荷するのでみずみずしさが残ったままなのです。辛みも弱いので、生で食べるのがおすすめ。

おすすめのレシピ

新たまねぎとカツオのサラダ

塩で軽くしめた旬のカツオに、サラダ仕立てにした新たまねぎをたっぷり。

いか

1年を通して漁獲ができるいかですが、その旬は種類によっても異なります。この時期に旬を迎えるのはスーパーでもおなじみのスルメイカ。比較的手軽な値段で買えるので、一杯まるまる売っているときはぜひ購入してみては。

おすすめのレシピ

なすとイカのカレー蒸し焼き

カレー味に漬け込んだイカと、その旨味を吸ったなすをフライパンでじっくり蒸し焼きに。隠し味にしょうゆを加えているので、白いご飯にもよく合うおかずです。

びわ

初夏に旬を迎えるびわ。主に長崎県や千葉県で育てられています。甘酸っぱく、上品な味わいが特徴のびわ。よく庭に植わっている姿を見ますが、やわらかく傷みやすいという点からお店では高級品扱いです。最近では身の大きい品種も登場し、より食べやすくなりました。

おすすめの食べ方

食べる直前に冷やして

びわは実はとても傷みやすい果物です。冷やしすぎても傷みがはやくなるので冷暗所で保管し、食べる少し前に冷やす程度にしましょう。

二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを

日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。

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