投稿公開日:2022年2月18日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2022年の雨水はいつ?読み方は? 2022年の雨水は2月19日から3月5日まで。雨水と書いて「うすい」と読みます。雨水とは、雪が雨に変わる、雪解けのころを指します。冬が終わり、いよいよ訪れる春を予感させる季節です。 雨水のころの七十二候は? 土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる)霞始靆 (かすみはじめてたなびく)草木萌動 (そうもくめばえいずる) 旬の食材は? 新じゃがいも 秋に収穫されるじゃがいもは収穫後、貯蔵をしてから販売されますが、春に収穫される新じゃがいもは貯蔵されることなく販売されます。そのためみずみずしく皮が柔らかいので皮ごと食べられることが特徴です。サッと炒めてシャキシャキとした食感を楽しんだり、皮ごと調理してじゃがいもの風味を感じたするのもおすすめです。 おすすめのレシピ 青海苔とじゃこの和風ポテサラ ざっくりつぶしたじゃがいも、青海苔の磯の香り、じゃこの塩気がなんともいいトリオ! マヨネーズを使わず、風味豊かなオリーブオイルを加え、隠し味にしょうゆを加えるのがポイント。 レシピはこちら 旬の食材は? はまぐり 初夏に産卵をするはまぐりは、栄養がたっぷりと詰まった2月から4月にかけてがもっともおいしい時期。はまぐりの貝殻の形は、対になったものとしか絶対に合わないというところから平安時代には貝合わせという遊びが生まれました。また、そういった理由から夫婦円満を願う縁起物ともされ、ひなまつりの行事食としても欠かせない食べ物です。 おすすめのレシピ シンプルな酒蒸しで はまぐりの大きな身はふっくらと酒蒸しにしていただくのがおすすめ。はまぐりから出た出汁は旨みが凝縮されてこの時期ならではの格別のおいしさです。 旬の食材は? 真鯛 鯛の旬は春と秋の2回あるとされています。中でも春の鯛は初夏の産卵を控えており、メスは3月初めごろから餌をたくさん食べるようになります。そのため身体の色がピンク色となるので「桜鯛」ともよばれ、春の縁起の良い食材としても知られています。 おすすめのレシピ 真鯛の即席昆布じめ 通常は刺身のさくをまるごと昆布じめにしますが、時間がかかるのが難点。この即席の昆布じめレシピは、切ってから昆布で挟むので、30分で食べごろに! 酒の肴にもぴったりです。 レシピはこちら 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: じゃがいも, 二十四節気, 季節, 新じゃがいも, 真鯛, 雨水 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「立春」次の投稿二十四節気「啓蟄」 おすすめ 二十四節気「大暑」 2021年7月22日 二十四節気「秋分」 2021年9月23日 二十四節気「小満」 2021年5月21日