投稿公開日:2021年4月20日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2021年の穀雨はいつ?読み方は? 2021年の穀雨は4月20日から5月4日まで。穀雨と書いて「こくう」と読みます。 穀雨のころの七十二候は? 葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)霜止み苗出ず(しもやみなえいず)牡丹花咲く(ぼたんはなさく) 旬の食材は? アスパラガス 春先に芽を出すアスパラは、初夏までが旬。日を当てないで栽培すると、ホワイトアスパラガスになります。根本のあたりは皮が固いので、ピーラーなどで数センチ剥いてから使うようにしましょう。この時期のアスパラガスは特に甘味や風味がよいのでぜひ味わってみてください。 おすすめのレシピ 鮭とアスパラガスのリゾット こんがりソテーした鮭と、旬の香りたっぷりのアスパラガスを組み合わせた絶品リゾット! 生の米を炒めてから煮ることで、鮭の旨味をしっかり吸い込んでおいしく仕上がります。 レシピはこちら にら にらはあまり知られていませんが春が旬の野菜です。春のにらはやわらかく、香りも濃厚。にらは野菜のなかでも丈夫で、1ぢ植えたら3回ほどは収穫できるとされています。その最初の収穫がまさに春なのです。1番おいしい時期のにらを味わってみてはいかがでしょうか。また、生産量は高知県が一番多く、続いて栃木県の順となります。 おすすめのレシピ 豚バラと春ニラの中華丼 濃厚な旨味の豚バラに、やわらかくて香りのいい旬のニラを組み合わせた、食欲をそそられる中華丼です。一品で野菜もたっぷり食べられて、栄養バランスも満点! レシピはこちら うど うどは山菜で、天然のものの旬は春。天然ものはなかなかなく、スーパーなどで販売されているのはほとんどが栽培物です。シャキシャキとした食感、独特の風味はまさに春ならではのおいしさ。さっと酢水にさらしてアクを抜いてから使いましょう。 おすすめの食べ方 真鯛とうどの梅肉和え あっさりとした旨味の真鯛と、爽やかなほろ苦さのうどを取り合わせて、甘酸っぱい梅衣肉で和えるだけ。山菜のおいしい季節にいただきたい、春らしい一品です。 レシピはこちら 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: アスパラ, うど, にら, 二十四節気, 季節, 穀雨 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「清明」次の投稿二十四節気「立夏」 おすすめ 二十四節気「芒種」 2020年6月5日 二十四節気「処暑」 2020年8月23日 二十四節気「春分」 2021年3月20日