かぼちゃ煮 第3話

インタビューの合間、川上さんはすれ違う人に声をかけたりとアットホームな雰囲気。

かぼちゃ煮を作ることについて

―かぼちゃ煮を作っていて、やりがいや喜びを感じることはありますか?

「立ち仕事だし、力を使うことも多いので楽な仕事ではないですね。それに、かぼちゃ煮が固いだとかのクレームが入ってしまったときはすごく落ち込みます。どうやったら固いものが出ないようになるんだろう、ムラを出さないためにはどうしたらよいのだろうと、試行錯誤を続けていますね。今の調味料の量や、煮る時間もそういった試行錯誤が積み重なってできたものです」

―いろいろな改善を重ねて、今のかぼちゃ煮になっているのですね。

「そうですね。なので、いろいろと手間をかけたぶん、お客様相談室へ届いたご意見で“おいしい“という言葉を頂いたときは、すごくうれしいです。それがやりがいにもなっていますね」

じっくり炊いたほっくりかぼちゃ煮

―川上さんはどんな想いでこのかぼちゃ煮を作っていますか?

「せっかくこのかぼちゃ煮を選んで買ってくれた人のために、自分で食べておいしいと思えるものを作りたい。そこが一番大きいですね。そのために、素材にも作り方にもこだわって作っているので、そういうところを知って、選んで食べてもらいたいです。一回食べてみてほしい!そう思っています」

―味への自信がとても感じられる一言ですね。本日はインタビューに答えていただき、ありがとうございました!

最後に

川上さんの手で作られているかぼちゃ煮。シンプルだからこそ、素材や作り方に様々なこだわりがありました。かぼちゃ煮の出来を確認する川上さんは、真剣そのもの。冗談交じりで答えてくれたインタビューのときとは違い、それは料理人の顔つきでした。「おいしいものを作りたい」その想いがつまったかぼちゃ煮は、どこか懐かしい家庭の味わい。それは試行錯誤の末に辿り着いた、唯一の味でした。

商品名:じっくり炊いたほっくり南瓜煮
加工場名称:株式会社ヤマザキ川尻第一工場
加工場住所:静岡県榛原郡吉田町川尻556-1
主品目名:かぼちゃ