―清水さんは、から揚げの味付けや衣付けの開発に携わっているのですね。
「そうですね。から揚げはお店の調理場で味付けと衣付けをしてからひとつひとつ揚げられて、店頭にならびます。その味付けと衣の配合を、開発提案しました」
―から揚げのほかにはどんな開発をしているのでしょうか?
「売れ筋商品のリニューアルもそうですが、会社でひらめいたアイデアを試作して提案することもありますよ。私は温かい惣菜を担当しているので、魚の惣菜やピザなどの提案をすることもあります」
―かなり様々な商品を手掛けているのですね!開発の際、なにか気を付けていることはありますか?
「そうですね、最終的に味の決め手になるタレや衣の開発をしているので、自分の好みにならないように気を付けています。バイヤーはもちろん、社内や家族、一緒に開発をしたプリマハムの三好さんに実際に食べてもらって、意見を聞くことが多いです」
―誰もがおいしいと思える商品にするには、開発者のそんな努力も隠されているのですね。