風味が自慢!皮つきごぼうの甘辛揚げ 

「顔が見えるキッチン。」のごぼうの甘辛揚げの原料のごぼうを育てている、株式会社スギヤマの立花さんにお話を伺いました。立花さんの意外な経歴やごぼうに対するこだわりなどご紹介します。

前職はなんと大工さん!

―立花さんは、どのようなきっかけでごぼうを育てるようになりましたか?

「元々横浜で大工さんをしていたんですよ。八景島シーパラダイスやアクアラインの改札の基礎などを作っていてね。元々青森が実家だったので、大工を辞めた後は地元に戻って農協で働き始めました。農協では人参収穫のオペレーターとして人参を掘る機械に乗って仕事をしていましたね。その際に今の会社の社長さんと出会ったのがきっかけで、社長さんの紹介からごぼうの生産に関わるようになりました」

―元々大工さんだったんですね!びっくりしました!

「はい、実はそうだったんですよ。最初はごぼうを育てるのに何をしたらいいか分からなくて。ごぼうのパック詰めや選別から教わり始めて、そこから18年、栽培を学びました。そして、ようやく5年前に自分で畑を借りてごぼうを作り始めました。ごぼうは作付けして収穫するまで約150日と、時間や手間がかかりますが、より寝かせた分、一生懸命栄養を蓄えて美味しいごぼうができます。青森のごぼうは香りが良く、食感が柔らかくて食べやすいですよ。そしてなによりまっすぐでスタイルが良いです」

―立花さんのごぼうに対するまっすぐで素直な思いが、ごぼうにも伝わっているんですね!

ごぼうについて熱く語る立花さん
ごぼう畑

―美味しく育てるほかに、何かごぼうを育てる上で大事にしていることはありますか?

「大事にしていることは、病気を作らないように消毒をちゃんとすること。今はまだ勉強中ですけど、将来的には農薬をなるべく使わずにごぼうを育てられるように、他の地域の農家さんとやりとりしながら情報収集をしています」

―現状に満足せず、安心安全への取組みも日々されているのですね。

「はい。またより多くのお客様に食べてもらえるように、今後もごぼうを育てる畑を増やしていって作る量をどんどん増やしていきたいですね」―これからも美味しいごぼうをたくさん作ってください!最後にお客様に一言お願いします。

「とにかく美味しいので一度食べてみてください。特に皮の風味が豊かなので皮つきの良さを味わってほしいです」

―インタビューは以上になります。ありがとうございました!

ごぼうの甘辛揚げ

最後に

立花さんのこだわりが詰まったごぼうを使った甘辛揚げ。立花さんの美味しいごぼうを皮ごとスライスして揚げて、甘辛タレで和えました。皮ごと使うのは、ごぼうは皮の近くが最も風味が強いとされているから。是非、香りに注目して召し上がってみてください!

商品名:ごぼうの甘辛揚げ
加工場名称:株式会社 スギヤマ 本社日高工場
加工場住所:埼玉県日高市下大谷沢2-3
主品目名:ごぼう
出荷グループ名:株式会社 スギヤマ