素材を楽しむ青森県産ごぼうサラダ

素材を楽しむ青森県産ごぼうサラダ

豊かな風味と、シャキッとした食感が楽しいごぼう。顔が見えるキッチン。のごぼうサラダで使われているのは、日本の中でも有数の生産地である青森県産のごぼうです。今回は、実際にごぼうを育てている伊沢さんにお話を伺いました。

話を聞いた人

伊沢 義輝さん

目をかけて、手間をかけて育つごぼう

畑で話をしてくれる伊沢 義輝さん

お伺いしたのは9月下旬、あと少しで収穫の最盛期を迎えるごぼう畑には、青々とごぼうの葉っぱが茂っていました。

「今年は夏が暑くって、日当たりもよかったからか少し葉っぱが小さいのだけれども、大きくなる時はもっと葉っぱが大きく育つんですよ。きっと日当たりもよかったので、このサイズでも十分に光合成できて、栄養を蓄えられたのかな?」

畑の様子を見る伊沢さんは、まるで子供を見ているような優しい眼差しで話してくれていました。

「ごぼうもね、やっぱり生き物なんですよ。常に目をかけてあげなければ、病気になったり、調子を崩したりしてしまう。だから少し大変でも、出来るだけ毎日畑の様子を見てあげることがとても大事なんです」

ごぼうを育てる上で重要なこともお伺いしました。

「1つ目は畑選びですね、適度に傾斜が有って自然に水はけがよくなる畑を選ぶことが重要です。2つ目には土の状況を理解する事ですね。ごぼうを育てる上で、畑の中にどんな栄養があるのか、検査して確認をするようにしています。栄養が多くても少なくても、おいしいごぼうは出来ないんです。なので、育てる為にちょうどいい塩梅になるようにチェックしてあげることが大事ですね」

ごぼうを見せてくれる為に、試しに掘ってくださいました

「ただ、ごぼうは土の中で育っているので、掘り返してみるまではどんな風に出来ているのか、本当にわからないんですよね。今もこうやって話しながら、どんなふうに出来ているのかちょっとドキドキしながら話しています(笑)」

そう言うと、伊沢さんは試しに畑の中のごぼうを掘ってくれました。

掘り出したごぼうは、畑の栄養と日の光をしっかり浴びて育つことが出来たようで、真っ直ぐ、立派に育っており、伊沢さんも満面の笑みで安心した様子でした。

試しに掘り出してくれたごぼう

生き物相手の仕事

畑と向き合い、ごぼうを育てている伊沢さん。その経歴をお伺いすると、畑との向き合い方のルーツがわかりました。

「元々、親父の代からこの辺で農業はやっていて、それを手伝ったりはしていたんだけども、前やっていた仕事を辞めて本格的に農業を始めたのは12年前、40代になってからでしたね。それまでは、お肉に関わる仕事をしていて、豚を育てたり、お肉に加工したりする仕事をしていたんです」

掘り上げたごぼうと伊沢さん

農業をする前はなんと畜産業をされていた伊沢さん。ですが、実はその2つには共通点があったようです。

「結局のところ、ごぼうも、豚も生き物なんですよね。先ほどお話したように、ごぼうも日々様子を見てあげないと調子を崩してしまう。これは豚も同じことです。どちらも人の言葉は話せないですし、よく見てあげて変化に気づいてあげないといけないんです。前の仕事から培ったそういう感覚は、今も変わらず、大切な事として活かせていますね。丹精込めて作ったごぼうなので、色々な人においしく食べて欲しいって思います」

最後に

伊沢さんが手間暇かけて育てたごぼう

そのごぼうを使った「素材を楽しむ青森県産ごぼうサラダ」が、顔が見えるキッチン。の商品として販売されます。

是非そのおいしさを味わってみてください!

素材を楽しむ青森県産ごぼうサラダ

商品名:素材を楽しむ青森県産ごぼうサラダ
加工場名称:株式会社旬菜デリ 相模原事業所
加工場住所:神奈川県相模原市緑区下九沢171番地
主品目名:ごぼう