投稿公開日:2021年6月5日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2023年の芒種はいつ?読み方は? 2023年の芒種は6月6日から6月20日まで。芒種と書いて「ぼうしゅ」と読みます。芒」という字は、日本語では「のぎ」と読みます。稲などの穂先の針のような部分のことを言い、「芒種」とはそうした穂の出る稲や麦などの植物の種をまく季節を意味しています。 芒種のころの七十二候は? 蟷螂生ず(かまきりしょうず)腐草蛍と為る(ふそうほたるとなる)梅子黄なり(うめのみきなり) 旬の食材は? きゅうり きゅうりの旬は6月から9月にかけて。主には宮崎や群馬での栽培量が多いですが、全国的に栽培されています。みずみずしく、ぱりぱりとした食感がおいしいきゅうりは生ではもちろん、炒めものにしてもおいしい食材。元々中国伝来の野菜なので、中華炒めとの相性も抜群です。 おすすめのレシピ キュウリと牛切り落としのピリ辛花椒炒め 花椒の香りが食欲をかき立てる、四川風の炒め物。しっかり味つけした牛肉と炒めたキュウリのコンビがさっぱりとした味わい。キュウリの新たなおいしさを発見できます! レシピはこちら 枝豆 枝豆とは、熟す前の大豆を収穫したもの。大豆は豆類ですが、枝豆は野菜の1種です。塩ゆでするとぷちぷちの食感がたまらない、夏の定番のおつまみですが、実はトースターで焼いたり炒めたりしてもおいしくいただけます。枝豆は鮮度で味が変わるので、購入したらすぐに使うようにしましょう。 おすすめのレシピ 枝豆のレモンチーズパスタ 甘みの濃い枝豆をたっぷり使って、チーズの旨味をしっかりきかせたオイルベースのパスタ。レモンの香りと酸味も加わってさわやか! 枝豆の彩りも目に鮮やかな、夏限定のおいしさです。 レシピはこちら セロリ セロリは長野や静岡で多く栽培されており、ほとんど1年中流通している野菜です。欧米では薬用や肉や魚の匂い消しとしても使われ、その特徴的な香りとしゃきしゃきした食感が特徴です。春はさっと炒めたり、春野菜と組み合わせて使うのがおすすめです。 おすすめの食べ方 真鯛とセロリのマリネ あっさりとした旨味の真鯛を、レモンの酸味をきかせてマリネに。マリネ液にあらかじめセロリやたまねぎを漬け込んで、しっかり香りを移しておくのがポイントです。 レシピはこちら 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: きゅうり, セロリ, 二十四節気, 季節, 枝豆, 芒種 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「小満」次の投稿二十四節気「夏至」 おすすめ 二十四節気「穀雨」 2021年4月20日 二十四節気「清明」 2021年4月4日 二十四節気「大暑」 2020年7月22日