投稿公開日:2021年12月7日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2023年の大雪はいつ?読み方は? 2023年の立冬は12月7日から12月21日まで。大雪と書いて「たいせつ」と読みます。このころになってくると、しっかりとした雪が降り積もることも増え、冬の深まりを感じるようになります。それに加え、年末はイベントごとが多く忙しい時期。ひと休みを忘れずに過ごすことを心がけましょう。 大雪のころの七十二候は? 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)熊蟄穴(くまあなにこもる)鱖魚群(さけのうおむらがる) 旬の食材は? 大根 北海道、千葉、青森、鹿児島など、日本全国で広く栽培され、親しまれている大根。日本で流通する大根のほとんどが、青首大根という品種です。青首大根の旬は、11月から2月の冬の寒い時期です。甘みが増し、みずみずしくやわらかくなるので、大根がメインとなる煮物やシンプルなステーキにしても格別のおいしさです。 おすすめのレシピ ふろふき大根 寒さを増して甘くなった大根は、厚めに切ってコトコトやわらかく煮込むだけで、最高のごちそうになります。みそダレも混ぜてレンチンするだけなので、とっても簡単! レシピはこちら ぶり ぶりは12月~2月が旬とされ、もっとも脂がのりおいしくなる季節です。天然と養殖がありますが、天然のほうは比較的身がしまっておりあっさりとした旨みがあります。養殖のほうはしっかりと脂がのり、濃厚な旨みのものが多く出回っています。出世魚としても有名なぶりは、縁起物とされお正月やお祝いごとにも重宝されています。 おすすめの食べ方 ぶりの利休焼き 「利休焼き」の由来は、茶人の千利休が好んで料理にごまを用いたことから。濃厚な黒ごまと軽やかな白ごまの両方をつけるのがポイント。香ばしさをまとったぶりは、ひと味違うおいしさです。 レシピはこちら 長ねぎ ねぎというと関東では長ねぎ、関西では葉ねぎを意味し、地域で使われ方も異なります。長ねぎはその大部分を土で覆うことで白く育ちます。生だと独特の香りと辛味を持ち、薬味として扱われます。炒めると香ばしい香りがし、煮込むととろとろになり、調理のしかたによっても味わいが変わります。冬のこの時期は特にみずみずしさと甘みが増すので焼くだけでもおいしく召し上がれます。 おすすめの食べ方 長ねぎとサーモンのマリネサラダ キリッと酸味をきかせた長ねぎのマリネに、スモークサーモンの組み合わせがベストマッチ。つくりおきしておけば、あとはサッと出すだけ。白ワインによく合います! レシピはこちら 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: ねぎ, ぶり, 二十四節気, 大根, 大雪, 季節 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「小雪」次の投稿二十四節気「冬至」 おすすめ 行場さんのかき 第3話 自然の怖さを知り、感謝を忘れない 2020年1月9日 二十四節気「大暑」 2020年7月22日 二十四節気「立秋」 2020年8月7日