投稿公開日:2022年3月3日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2022年の啓蟄はいつ?読み方は? 2022年の啓蟄は3月5日から3月20日まで。啓蟄と書いて「けいちつ」と読みます。啓蟄とは冬眠していた虫たちが土から目覚めることを意味しており、いよいよ本格的な春の到来です。 啓蟄のころの七十二候は? 蟄虫啓戸(すごもりむし とをひらく)桃始笑(もも はじめてさく)菜虫化蝶(なむし ちょうとなる) 旬の食材は? たらのめ たらのめ、とはタラノキの新芽のこと。ほのかな苦味ともっちりとした食感が特徴です。3月から5月ごろにかけて収穫ができ、春を代表する山菜のひとつです。収穫してからの劣化がはやく、時間が経つほどに苦味を増していくので手に入れたらすぐに食べきるようにしましょう。 おすすめのレシピ たらのめの天ぷら この時期にしか出回らない春の山菜でつくる天ぷらは、旬ならではの特別な味わいです! 旬の食材は? わかめ 3月から4月末にかけて収穫されるわかめ。成熟すればするほど食感が硬くなるため、一番おいしいとされているのは3月に水揚げされるものです。軽く湯通しすると、シャキシャキの食感になり、緑も鮮やかになるのでおすすめ。 おすすめのレシピ わかめと真鯛の和風春雨サラダ わかめやきゅうりのシャキシャキとした食感に、あっさりとした旨味の真鯛の刺身を組み合わせた、ご馳走感のある春雨サラダ。三つ葉の香りも加わって、上品なおいしさです。 レシピはこちら 旬の食材は? ほたるいか ほたるいかは、その名のとおり海中で夜に発光することが特徴の小さないかです。旬は、2月下旬~5月頃です。ちょうど産卵の時期と重なっており、メスは産卵のためにしっかりと栄養を蓄えていて、丸々と太っています。 おすすめのレシピ ほたるいかの酢味噌がけ ぷりぷりの食感のほたるいかは、酢味噌で食べるのが定番。さっぱりとした酢味噌と濃厚なほたるいかは相性抜群です。 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: たらのめ, ほたるいか, わかめ, 二十四節気, 啓蟄, 季節, 新わかめ その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「雨水」次の投稿春のサラダ特集 おすすめ 二十四節気「大雪」 2020年12月7日 二十四節気「大雪」 2021年12月7日 二十四節気「小暑」 2020年7月7日