投稿公開日:2022年1月7日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2022年の小寒はいつ?読み方は? 2022年の小寒は1月5日から1月19日まで。小寒書いて「しょうかん」と読みます。小寒とは、寒さが最も厳しくなり始めるころを意味しています。小寒のことを寒の入りと言い、小寒から立春までのことを寒の内と言います。1年で最も寒くなる期間とされているので、くれぐれも体調管理には気をつけたい時期ですね。 小寒のころの七十二候は? 芹乃栄(せりさかう)水泉動(しみずあたたかをふくむ)雉始雊(きじはじめてなく) 旬の食材は? ほうれん草 ほうれん草の旬は11月から2月にかけての寒い時期が旬。厳しい寒さのなかでも凍らないように糖度を高める性質のため、冬のほうれん草はとっても甘くなります。さらに栄養価も豊富。アクがあるので一度ゆでてから調理するのがおすすめです。冬は汁物やお鍋に入れてもおいしいです。 おすすめのレシピ ほうれん草と鮭のみそバター炒め 彩りの良さも目をひく、ほうれん草と鮭の炒めもの。たっぷりのほうれん草がペロッと食べられてしまうこと間違いなし! ほんのり甘いみそバター味は、ご飯が進む味つけです。 レシピはこちら ぶり ぶりは12月~2月が旬とされ、もっとも脂がのりおいしくなる季節です。天然と養殖がありますが、天然のほうは比較的身がしまっておりあっさりとした旨みがあります。養殖のほうはしっかりと脂がのり、濃厚な旨みのものが多く出回っています。出世魚としても有名なぶりは、縁起物とされお正月やお祝いごとにも重宝されています。 おすすめの食べ方 ぶりのレンジ柚香蒸し 冬の脂のりのよいぶりなら、レンジ調理でもふっくら、柔らか! 火の通りやすいかぶと一緒に加熱すれば、野菜も魚もしっかり食べられる主菜に。柚子の爽やかな香りもぶりによく合います。 レシピはこちら 七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ) 1月7日は人日の節句と言い、5つある節句のうちのひとつです。中国の古い風習から、1月7日は人を占う日と共に、人を大切にする日とし、それが今では1年の無病息災を願う日となりました。七草は、1年の始まりに芽吹くというおめでたさや、縁起の良さがあります。また、種類の栄養のある野菜を、温かいおかゆにして摂ることは、正月で疲れた胃にも優しく、とても理にかなった伝統食なのです。 おすすめの食べ方 七草がゆ おかゆはおかゆで作り、柔らかめにゆでた七草を最後に加えるのが、おいしく作るコツです。 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: ぶり, ほうれん草, 七草, 二十四節気, 季節, 小寒 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「冬至」次の投稿二十四節気「大寒」 おすすめ 二十四節気「大雪」 2021年12月7日 二十四節気「霜降」 2021年10月22日 二十四節気「穀雨」 2021年4月20日