北海道産金時豆  第4話

金時豆に調味液をしみこませている釜。たくさんの窯を使いながら、
様々な工程を経て金時豆の煮物は完成します。

金時豆のおいしさを引き出す調理

―金時豆の味付けの工程のお話をお聞かせください。

「味付けに関しては極力シンプルな味で、金時豆本来の味わいを活かすようにしています。主に使うものは塩、砂糖、そして少量の醤油です。味付けをした金時豆は調味液に漬け込みを行います。しっかりと表面に味を染み込ませつつ、豆の内部には味を染み込み過ぎないようにして、豆の甘さや香りが残るよう仕上げています」

―シンプルな味付けですが、ここでもじっくりと手間をかけられているのですね。

煮あがった金時豆。ふっくらと柔らかに出来上がっていることが目で見ても伝わってきます。

―ヤマザキさんで作られている金時豆の他とは違う点を教えてください!

「袋入りのパックで売られている金時豆とは違い、お惣菜として売られる金時豆は一部が少し崩れかけているくらいが一番豆の味もわかっておいしいんです。ヤマザキの金時豆では煮崩れ過ぎない絶妙な仕上がりを目指して作っています」

―様々な工程を経て、手をかけながら、こだわって美味しさを追求している金時豆なのですね。

 最後に高橋さんからお客様へのメッセージをお願いします!

「この金時豆は家庭の味を目指して、日々よりおいしくなるように作り上げています。豆の煮物はどちらかというとご高齢の方が食べるイメージかもしれませんが、若い人にもおいしく食べてもらえる味になっていると思います。なので、ぜひ色々な人に手に取って食べてもらいたいと思っています」

―インタビュー全体を通して、金時豆に対する高橋さんの想いが伝わってきました。

 本日のインタビューは以上で終了になります。ありがとうございました!

商品名:北海道産金時豆
加工場名称:株式会社ヤマザキ 吉田大幡工場
加工場住所:静岡県榛原郡吉田町大幡1643-1
主品目名:金時豆