投稿公開日:2020年3月19日 投稿カテゴリー:お惣菜 / 商品情報 かぼちゃ煮 第2話 株式会社ヤマザキ 原菜加工センター 所長 栗山正文さん 今回取材を受けて頂いたのは、かぼちゃ煮に使うかぼちゃのカットを管理する栗山さん。入社してずっと原菜(加工前の野菜)のカットなどを担当してきたプロフェッショナルです。 おいしいものを、おいしいまま ―こちらの原菜加工センターでは、どのようなことをしているのですか?「ここでは、産地から送られてきたかぼちゃをまず冷蔵庫で保管します。かぼちゃはストレスがかかるとおいしくなくなってしまうので、温度や湿度を管理して、鮮度を保つようにしています。それから工場でカットして、その日のうちに調理をする工場に送ります」 かぼちゃの保管庫。床から天井近くまでコンテナが積まれている。 ひとつひとつ丁寧に皮を剥く ―こちらの工場では、主にかぼちゃの保管とカットをしているのですね。カットの作業についても教えてください。「まずは、かぼちゃを洗浄します。洗ったかぼちゃは、硬い部分を手作業でピーラーを使って剥きます。そのあと、半分に割ってワタを取り除いてから、小さくカットします。カットサイズがバラバラだと、煮たときにムラができてしまうので、サイズを合わせるという作業はとても大事な作業ですね」 乱切りにカットされたかぼちゃ ―手作業の部分もあるのですね。難しそうですが、みなさん手早く剥いていきますね。「かぼちゃは硬いじゃないですか。特に、かぼちゃには“がんべ”と言ってどれだけ煮ても硬い部分があります。ここを剥く作業は、ピーラーを使って手で行っているのですが、これは大変ですね。機械で剥くこともできるんですが、それだとおいしいところも剥けてしまうんです。おいしいところを残したいという想いで、手で剥いています」 かさぶたのようになっている部分が“がんべ” ―なるほど。だから手作業なのですね。「そうです。でも、従業員には苦労を掛けているところですね。そういうのを見ると、改善していかなくてはと思います。実は、ピーラーひとつをとっても何度も試作を重ねてできたものなんです」―常に改善を意識されているのですね。「人のことも考えて、作業場作りをしています。みなさんが、気持ちよく働けないとおいしいものは作れませんからね」―おいしいものを作るには、作る環境も大事ということですね。 第3話 スマホの待ち受けはなんと!栗山さんのかぼちゃ愛 商品名:じっくり炊いたほっくり南瓜煮加工場名称:株式会社ヤマザキ川尻第一工場加工場住所:静岡県榛原郡吉田町川尻556-1主品目名:かぼちゃ タグ: かぼちゃ, かぼちゃ煮, 惣菜, 煮物 その他の記事を読む 前の投稿おいしいかぼちゃは形じゃない。農家との助け合い次の投稿風味豊かに、金時豆本来のおいしさを活かす製法 おすすめ 陸奥湾産ほたての旨みがぎゅっと詰まった磯部天 2021年3月9日 “改善”を繰り返してより良い工場にしたい 2020年4月2日 顔が見えるお肉。の北国で育った鶏のから揚げ 2020年6月3日