投稿公開日:2021年10月22日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2023年の霜降はいつ?読み方は? 2023年の霜降は10月23日から11月6日まで。霜降と書いて「そうこう」と読みます。霜降とは、草木や地面に降る霜のこと。この時期になると朝晩は一層、冷え込むようになり霜が降りる光景も見られるようになります。温度が下がることで、草木は色づき美しい紅葉を見ることができる季節です。 霜降のころの七十二候は? 霜始降(しもはじめてふる)霎時施(こさめときどきふる)楓蔦黄(もみじつたきばむ) 旬の食材は? かぶ 古くから日本で栽培されているかぶは、地域によって種類や呼び名もさまざま。京野菜で有名な聖護院かぶもそのひとつです。春のかぶは、やわらかくみずみずしいのが特徴。そのままサラダや浅漬けにしてもおいしいですが、加熱してとろとろになったものもまた違ったおいしさ。お好きな召し上がり方を楽しんでください。 おすすめのレシピ 鶏もも肉とかぶのとろとろ煮 鶏肉と昆布の旨味たっぷりのとろとろあんが、やわらかく煮えたかぶにからんで、やさしい味わいに。香りのいいおろし生姜をのせることで、よりおいしさが引き立ちます。 レシピはこちら さつまいも さつまいもの生産地は何と言っても鹿児島が最も多く、茨城、千葉と続きます。その名の通り、中国から伝来して最初に栽培を始めたのが薩摩藩というところからさつまいもと呼ばれるようになりました。今では品種も増え、ねっとりとしており、甘さが特徴のシルクスイートや紅はるか、ほくほくとした紅あずまなどがあります。 おすすめの食べ方 さつまいものドーナッツ マッシュしたさつまいもを生地にたっぷり混ぜ込んだ、ひと口サイズのドーナッツ。揚げたてのサクッ、フワッのおいしさを楽しめるのは、手づくりならでは。自然な甘さがやさしい味です。 レシピはこちら りんご 寒くなるにつれておいしくなるりんご。シャクシャクとしたが歯ごたえと、甘くてフルーティな味わいが特徴です。りんごは熟してくると不飽和脂肪酸を生成するようになり、それが皮の成分と反応することで皮に天然のワックス状の膜をつくります。そのためりんごを少し磨くだけで、ピカピカの光沢が生まれます。みずから膜を生成することで、乾燥を防ぐなんて、自然の強さを感じますね。 おすすめの食べ方 そのまま冷やして りんごの甘み成分は、「果糖」という糖で、冷やすと甘みが強くなるという特徴があります。食べる直前まで冷やすことで、より甘みを感じやすくなります。 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: かぶ, さつまいも, りんご, 二十四節気, 季節, 霜降 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「寒露」次の投稿二十四節気「立冬」 おすすめ じゃがいもを30年育て続けられる秘訣 2020年3月6日 二十四節気「霜降」 2020年10月23日 行場さんのかき 第2話 無限大の可能性がある海を大切にする 2020年1月2日