投稿公開日:2021年12月21日 投稿カテゴリー:読み物 二十四節気とは? 二十四節気とは、1年を24の季節に分けてさまざまなことに役立てる古来からの暦の考え方です。昔の人はこの二十四節気を目安に、漁や農耕の時期を認識していました。さらに1節を3つに分けたものが七十二候と言います。七十二候はさらに細かく動物や植物などの季節の移ろいを短文で表現しています。 2023年の冬至はいつ?読み方は? 2023年の冬至は12月22日から1月4日まで。冬至書いて「とうじ」と読みます。太陽が最も南に寄ることで、日が一番短い日になります。「ん」の字がつくものが「運」をもつとされており、人参、蓮根、南瓜(かぼちゃ)などを食べる習慣があります。また、黄色が魔除けの意味があるとされており、かぼちゃを食べたりゆず湯につかったりする文化があります。 冬至のころの七十二候は? 乃東生(なつかれくさしょうず)麋角解(さわしかつのおつる)雪下出麦(ゆきくだりてむぎのびる) 旬の食材は? かぼちゃ かぼちゃには大きく3つの種類に分かれます。ひとつが「西洋かぼちゃ」です。甘みが強くほくほくしており、日本では「栗かぼちゃ」という品種が親しまれています。次に「日本かぼちゃ」はゴツゴツとした硬い皮と上品な味わいが特徴です。煮崩れしにくいので煮物に最適です。最後に「ペポかぼちゃ」があり細長いものや手のひらサイズのものなど形が豊富です。ハロウィンのかぼちゃはこのかぼちゃです。 おすすめのレシピ かぼちゃと小豆のいとこ煮 全国各地に伝わる「冬至」の行事食です。昔から冬至には、栄養をつけるための「かぼちゃ」や、邪気を祓う「小豆」を食べる慣わしがあります。ホクホクのかぼちゃと小豆の組み合わせは、素朴なおいしさです。 レシピはこちら ぶり ぶりは12月~2月が旬とされ、もっとも脂がのりおいしくなる季節です。天然と養殖がありますが、天然のほうは比較的身がしまっておりあっさりとした旨みがあります。養殖のほうはしっかりと脂がのり、濃厚な旨みのものが多く出回っています。出世魚としても有名なぶりは、縁起物とされお正月やお祝いごとにも重宝されています。 おすすめの食べ方 ぶりと里芋の甘辛煮 ぶりの旨味が里芋にもしみこんだ、しみじみと味わい深い甘辛味の煮物です。ぶりを最初に焼いておき、あとで戻し入れることで煮くずれせず、きれいな仕上がりに! レシピはこちら 牡蠣 かきの旬は11月ごろから4月ごろまで。海水温が下がるとどんどん栄養を蓄えて大きくなります。国産のかきはそのほとんどが広島か宮城で養殖されており、地域によっても味が異なります。お店によっては産地の違うかきを取り扱っているので食べ比べてみると楽しいかもしれません。生で食べるときは、ふり洗いをして雑味をとってから食べるのがおすすめです。 おすすめの食べ方 かきのバターしょうゆ磯部焼き 濃厚な旨味のかきをカリッとバターで焼いてしょうゆをたらせば、おいしくないわけがない! さらに風味のいい海苔も、抜群の相性の良さ。毎日のおかずに、お酒のおつまみに! レシピはこちら 二十四節気に合わせて旬の食材で季節を楽しむ暮らしを 日本の季節に育まれた暮らしの知恵が“二十四節気”。そんな日々の暮らしに、旬の食材を使った料理で季節を味わってみてはいかがでしょうか。詳しい生産者情報を知りたい方はこちら。 顔が見える食品。 生産者の情報を公開しています。 詳しくはこちら タグ: かき, かぼちゃ, ぶり, 二十四節気, 季節, 牡蠣 その他の記事を読む 前の投稿二十四節気「大雪」次の投稿二十四節気「小寒」 おすすめ 二十四節気「清明」 2022年4月5日 二十四節気「立冬」 2020年11月7日 二十四節気「立夏」 2020年5月5日