―このお仕事をしていて、やりがいを感じることはありますか?
「休みの日にたまたま行ったスーパーで、自分の工場で作られたものが並んでいる姿を見ると、嬉しい気持ちになりますね。自分が煮た訳ではないですけど、その商品の一端を担っていると考えると、嬉しい気持ちになります」
―かぼちゃ煮のこだわりのポイントについて教えてください。
「このかぼちゃ煮は、ほぼ家庭での作り方なんですよね。正直、効率は悪いんでしょうけど、より家庭の味に近いんですよ」
―先ほど、調理している現場を見学させていただきました。手間暇かけて大事に作られていましたね。
「今やっていることは、効率がいいとは言えません。難しいことも多いです。けど、私たちがつくったかぼちゃ煮がおいしくない、という意見は聞いたことがないんです。家族も、おいしいって言ってくれてます。それは、自慢ですね。自分のやっていることは間違っていないんだなと思います」
―家族の方にそういってもらえると嬉しいですよね。ちなみに栗山さんは、かぼちゃ煮はお好きですか?
「私は、かぼちゃがすごく好きなんですよ。これ見てください」